初めましての方も、そうでない方もこんにちは。
「褻着 kegi」は特別な日の晴着にはなれないけれど、栄養たっぷり、そしてなんだかほっとする。そんなファッション界のおからポジション(おからは元々廃棄物だったのに調理法次第で沢山の顔を持つ安価で栄養満点のスーパー食材!)を目指して2014年春にスタートしました。古着を切ったり繋げたり、手刷りのプリントや最近では刺繍アレンジなどなど色々な技法を試しつつ、暗中模索、試行錯誤の古着リメイク道を突っ走っております。
今現在、褻着のお取り扱い店舗は代々木にあるセレクトショップ「
boco凹」と、褻着 kegi 公式通販サイト「
KEGI ONLINE SHOP」の2店舗。褻着のお洋服が
今後より皆さんのお目に触れる機会を増やしていけるよう日々頑張って参ります。そんな褻着の中の人はワタクシ、よしだもえです。
着ているのは晴着だけど作っているのは褻着!(褻着とは民俗学の父・柳田國男が提唱した晴着の対義語で「日常着」という意味。)
そんなワタクシ、元来オサレ大好きファッションピーポーという訳でもなく、10代の頃はバリバリのガングロギャルで日焼けサロンでバイトをしながらギャルサーに所属し夜の街やクラブを彷徨う不良少女時代を経てその反動で2年間の引きこもり生活を送ったりと、我ながら(?)一筋縄ではいかない日々を過ごして参りました。家族のサポートを受け無事引きこもり期を抜け美大進学の後、様々な人々との出会いと経験を通して右に左に紆余曲折、気づけばこんな場所にたっておりました。
↑ エドハーディーの帽子を被っているのがわたしです。今より黒いしそんでもって痩せている。涙。それでもギャルとしてはちょい落ち着き期に入った18歳頃の写真です。これより以前は髪の毛が真っ白だったり、ガンメ(ギャル語でガンガンメッシュをいれたヘアカラーの意)だったりした時期もありました。わっはっは。
とはいえ、わたしがギャルだった時代はちょうど渋谷カルチャーと原宿カルチャーをミックスさせた渋原ファッション(簡単にいえば109のギャル服と原宿系の古着をミックスさせるファッション)が流行しており、ギャルだってのに原宿のシカゴやサンタモニカに足繁く通っておりまして、その当時から他の誰とも被ることのない、(モノにはよりますが)ある程度安価な古着という存在に魅了されていたのも今に繋がる大事な足跡だったのだろうなと思ったりもしています。
基本的にファッションやアートに限らず、日常に息づく沢山のカルチャーや自分的にイケてると思うものに出会うことがわたしはとっても大好きで、日々色々なモノや人の影響を受けまくりアウトプットしている感じです。そんなこんなで長くなってもあれなので今回はこの辺でお開き。
少しは褻着と中の人であるワタクシよしだもえのことをご理解いただけたでしょうか?
まだまだ語りたりない、褻着やファッションに関する想いは山程あるので、こちらのブログではそういったことも含め、制作風景や買い付けの模様などなど褻着を通して沢山のことを発信していけたらいいなと思っております。
最後に褻着を作りながらよく聴いている曲をご紹介!今の褻着のテーマソングを聴かれれば迷わずこの曲、このテンションです。
イケイケゴーゴーモットモットで生きていきましょ〜〜〜!!!!